覚書 Part2

こんにちは、散花月です。

さて、前週からの続きとなりますが大学の講義関連含めて覚書回です。
(県外ネタが無くてすいません、何せ金銭的にもカツカツなもので(汗))
今回はもう少しプログラマーやインフラよりの内容をメインに書いていきます。
※私が実際に現場で開発した経験談となるため、愛知県と三重県限定の話となります。そちらはご了承くださいませ。

プログラマーになるためにはどこまでの知識が必要なのか？

まずはこちら。
プログラマーになるためには？という内容ですが異業種または学生さん含めてこの疑問を持つ方は多いと思います。
結論から言うと、「JavaまたはC言語の必要最低限の動作を覚えておけばOK」です。
最低限と言ってますが要するに「変数の使い方、リストや配列、分岐やループ」と言ったところでしょうか。
もちろんJavaだとオブジェクト指向もあると尚良いんですが、そこら辺は日本の人が大好きな「資格」で済ませておけば良いです。
(私も取得しましたがJavaのBronzeなど)

さて、とはいえ資格などをとっても実際の現場で本当に使えるんかと思うのはごもっとも。
確かに会社の方でさらに応用の技術が必要となるのは事実です。
ただ、それは「ツールを開発する力」というよりは「ツールを使う力」の方が重要になる事が多いんですね。
なので「使い方を調べる」力を身につける方が近道です。
じゃあ調べるとは？というのも難しい話じゃなくて「ググる」だけ。
ただ指定するキーワードで実際に調べるサイトには気を付ける必要があります。
私の経験上、スタックオーバーフローやQiitaはしっかりと書かれているので参考になるかなと。
でも動かないときがあるのでそこからは自分で考える必要はありますがｗ

愛知県、三重県でメインとなっているプログラム言語は何か？

次ですが、システム開発する時に必要となるプログラム言語についてです。
これも意外と見落とされるんですが最新の言語での開発は地方だとそこまでは無いです。
逆に東京などの都会であれば多いんですが…。
むしろ昔からのシステムをお金が無いのでずっと運用していて古い言語のままでまだ使っていますよ、という中小企業さんもいらっしゃいます。
そういった所だとPython等でビッグデータを解析して…なんていう話じゃなくて20年以上よりさらに前の言語(COBOLなど)で運用しているというのが実情なんです。
特に地方気味な私の住む三重県やお隣の愛知県はモロに合致するので上記のような言語がある程度分かると有利だという事になります。

つまり、メチャクチャ新しい言語(Goとか)ではなくてある程度の古い言語…CやJavaもそうですがC#などが実際に需要があるのではないでしょうか。
あとVBAのエクセルを利用した簡単なツール作成能力もかなり喜ばれますね。
企業はそういった所を見て「即戦力だと」判断しますので。

何故システム開発にはLinux等の黒画面がメインとなっているのか？

最後です。
皆さん絶対に違和感を持つであろう黒画面、Windowsで言えばコマンドプロンプトなどが該当するのですが
何故システムを運用する場合は黒画面での操作になるのか？Windows等のPCで運用した方が簡単じゃねと疑問を持たれた方も多いと思います。
これには当然セキュリティ等の理由もありますが個人的には「必要のない機能を徹底的に排除し、コストを抑え処理速度を加速させるため」というのが結論です。
というのも、システム開発というのは何も必ず画面を通してやりとりするわけではありません。
ちょっと驚く方もいるかもしれませんがテキストファイルに膨大な量のデータを記載してそれを暗号化して外部とやりとりを行う…というのも存在します。
何よりワードやエクセルを利用してデータ管理を行うと便利だと思いきや、様々な問題が発生するのも一因です。
・オフィスバージョンアップによる互換性対応とバグ問題
・エクセルファイルは大量のデータが入ると動作不安定になりやすい(例：100万件分のセル等)
・データ格納用PCもWindows前提となりマイクロソフトへの保守費用やアップデート等の費用が都度発生(会社はなるべくお金をかけたくないので嫌疑されがち)

特に最後のお金に関しては色々な会社で敏感になります。
私も現場を渡ってきて「究極的にコスト削減する」というスタンスの会社さんは多かったと記憶してます。
愛知県や三重県だけかもしれませんが(^_^;)
だけど開発用PCだけは本当に最低限じゃなくて良いスペックにしてほしかったですね。
TeamsとEclipse立ち上げてたらPC落ちる様な物を平然と渡されたときはモチベーション大幅ダウンでしたのでｗ

以上、上記の通りテキストメインでデータのやりとりやOSの各種設定が出来てデータベースもインストールすれば扱える、おまけにタダ同然の価格となるLinux(有償もありますが)は
会社にとっても財布に優しいOSとなります。
おまけにWindowsと違ってグラフィック絡みの負荷も黒画面なので問題なし！
必要なのは開発者側のPCとツールになりますが、これもEclipseやVsCodeを使用すれば無料同然となります。
エディタもサクラエディタというタダでしかも万能ツールがありますし。
トドメにグラボも必要ありません。

と、いうわけで色々と書いてます(笑)
自分自身も覚書としてますのでツッコミがあったらすいませんm(_ _)m
また何かしらで参考になる情報があれば幸いです。

それでは失礼します。